<< January 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
ビジット・シンガポール

シンガポールは、建国45年そこそこの
東京23区ほどの狭い都市国家ですが、
来訪外国人観光客数は2007年には、すでに 
1000万人を超え、いまも毎年増加しています。

一方の日本への訪日観光客数は、2011年は
28%ダウンの622万人と、大きく水をあけられて
しまいました。


東日本大震災や福島第一原発事故が
影響していることは間違いありませんが、
それにしても、日本の潜在的な観光資源
からすれば、訪日観光客が1000万人にも
届かないというのは、とても残念なことです。

フランスの観光客受け入れ数は
日本の10倍以上の約8000万人。
米国、スペインは5000万人を超えています。
極東という地理的なハンデはあるものの、
日本には欧米に負けないほどの
名所旧跡だけでなく、自然や温泉もあります。
そして、フランスよりもミシュランの三ツ星の数が
4つも多い美食の国なのに....
もっとも、日本は他のアジアの国にも負けています。
中国に 年間約5000万人、
マレーシアは約2000万人、
香港が約1700万人、
タイが約1400万人、
マカオには約1000万人が訪れています。

どうも、円高、地震、原発事故だけが、
観光客数が増えない原因ではない気がします。
観光庁が中心となって行っている外国人旅行者の
訪日促進活動である「ビジットジャパン」
キャンペーンの政策が少々ずれているのでは
ないでしょうか?

日本は何と言っても、アジア一の先進国で、
国の規模も大きく、歴史も長く、独自の文化を持ち、
今回の大震災でも世界に評価された、モラルが高く、
ホスピタリティにあふれた人々が住む国です。

そうした「あこがれの国」へのビジットとなれば、
財布の紐も緩むというもの。
世界の人の夢を叶えるような、他の国では味わえない
ワンランク上のゴージャスなサービスを提供できる
体制整備やブランド作りを目指すべきではないでしょうか。

そんなことを、今回のシンガポールへの
一泊二日の弾丸出張で感じました。
シンガポールには、年に5-6回、仕事で訪れますが、
そのたびに新しい施設や話題のレストラン、
ホテルなどがオープンしています。

それに引き換え、日本には、プライベージェットや
船で、欧米からだけでなく中華圏やロシア、アラブの
富裕層達が訪れたくなるような演出のあるレストランや
宿泊施設、文化施設がどのくらいあるのでしょうか?
まだまだ少ないと思います。 

そこで、たとえば、ガラッと発想と戦略を変えて
いまの円高を最大限利用して、
日本人が、旅行や留学、研修、就職など、
どんどん海外に出て行って、
そこで得た知識、経験、人脈を
日本に還元してみるというのは どうでしょうか?

そうすれば、グローバル化の意味、必要性を
肌で感じることができますし、
日本がもともと持っている日本独自の良さを、
もっともっと世界の人に人に知ってもらう知恵や
チャンスが生まれてくるのではないでしょうか。


最近できたセントーサ島のカジノをケーブルカーから。

今のところ、シンガポールとアメリカにしかない
「iFLY」 というアトラクションで空飛ぶスリルを体験。 

↑ これ、間違いなくア・タ・シ!!

もちろんスイーツも忘れません Mango Sago Pomelo

1月23日からの春節(旧正月)の準備でチャイナタウンは
買い物客で凄い人でした。

ハッピー・チャイニーズ・ニューイヤー新春快楽!

新年はドラゴン・イヤー
Happy Lunar New Year!  农历新年快乐

市内から車で約15分(千円弱)ほどでリゾート・ホテルへ

ヤシの木陰でしばし日本の厳寒を忘れて

いつの間にか日も傾いて

浜辺からはシンガポール港の夜景もきれい

まだ遊び足りない・・・

でもカエルなくちゃ(汗)・・・・バイバイ・らー!

| 観光 | 19:03 | - | - | pookmark
えびす様も微笑む

新しい年のご挨拶を申し上げます。

何かと暗い話や悲観的な予想の多い日本ですが、
ふと気がつくと、欧州もアメリカ経済は、
いまもリーマンショックの後遺症を引きずり、
新興国もエネルギーや資源の不足に直面しています。
何のことはない、世界が「日本化」しているのです。

ということは日本は「課題先進国」
課題を解決すれば、世界に貢献し、日本に
勝機も商機も生まれます。

日本の政治は相変わらずですが、
地方や、企業には、変革のエネルギーが
溜まってきているように思えます。

今年こそは、日本に恵比寿様が微笑むような
良い年にしたいですね。

いえいえ、決して、神頼みというわけではありませんよ。

| 気づき | 22:54 | - | - | pookmark
Season's Greetings



先日、「冬の桜」を見てきました。


目黒川の畔は、東京でも有数の桜の名所ですが、
クリスマスの時期に、その桜が見事にライトアップ
されていました。
桜が川面に映えて、何とも幻想的...
電力不足のご時世ですが、ご安心ください。
近辺のご家庭から出た廃油を利用した発電だそうです。
慌ただしかった1年でしたが何ともホッとするひと時でした。

ホッとしたのもつかの間、年末も押し詰まってから、
TBSの「みのもんたの朝ズバッ!」への出演の依頼が
舞い込みました。
28日(水)は3時間の長丁場をなんとか、
おかげさまで、大過なく終えることができました。

今年は大震災、原発事故、欧州債務危機と多難な年でした。
来年は平穏な年になることを願ってやみません。

本年もブログをご覧いただき、ありがとうございました。
来年も、頑張って気づきを書いてまいりますので、
よろしくお願いいたします。

では、よいお年をお迎えくださいませ。

| 気づき | 16:35 | - | - | pookmark
やっぱり異常
国の財政で、借金が税収を上回るというのは、

やっぱり異常です。

2012年度予算は、一般会計について、

歳出と新規国債発行額を前年度以下に抑える

という「中期財政フレーム」の大枠は

維持されています。

でも、極めて財政状況が悪化した状態で

あることは、何も変わりません。

これでは、まったく財政再建の展望が

開けません。

すでに、公的債務残高のGDP比は

主要国中最悪になっています。

それでもギリシャにならないで

済んでいるのは、国民の豊富な金融貯蓄の

おかげです。

でも、政府はそれを急速に食いつぶしています。

いつまでも日本の財政に対する信認を
繋ぎとめる
ことができるのでしょうか?

数年以内に、信認が崩れ、国債が暴落しても

不思議ではありません。

国債価格が安定している今のうちに、

財政健全化に向けた取り組みを本格化させる

必要がありますね。

増税が必要なことは間違いありませんが、

やはり、もっと歳出に切り込み、

そして、成長戦略によって、成長率を高め、

税収が伸びる経済体質を作らなければ、

日本の財政は立て直せません。

来年は、増税を議論する年になりますが、

増税幅や時期の問題だけでなく、

同時に、どこまで行政改革に踏み込めるか、

社会保障のぜい肉を落とせるか、

どんな成長戦略が具体的に打ち出されるか、

といったことに、注目していきたいと思います。

| 経済・金融 | 12:35 | - | - | pookmark
大阪はイタリアのナポリか

大阪秋の陣は、橋下徹氏率いる

維新の会の圧勝でした。

既存政党の候補者を破って、

橋下陣営が勝ったのは、

いろいろ論評されている通り、

有権者に大阪が変わるかもしれないという
期待を与えたこと、

そして、強いリーダーシップを

見せたからではないでしょうか。

どちらも、国政の場にはないものです。

 

ところで、大阪という街は、イタリアの

街のようだとは思いませんか。

伝統と個性に満ち溢れた街、

潜在力の高い街なのに、

他の街の後塵を拝し、地盤沈下しています。

非効率な行政、厚遇される公務員、

行き過ぎた福祉の一方で、

必要なインフラ投資もままならず、

アジアの都市間競争に負けています。

 

いえいえ、大阪がイタリアなのではなくて、

日本がイタリアなのですね。

そして、東京がローマで、

大阪は、さしずめナポリですね。

イタリアも、日本も、

歴史も伝統もある国なのに、

過去の栄光にしがみつき、

国土も美しく、国民性もいいのに、

政治の力が弱く、

思い切った改革ができずに、
問題の先送りが続いています。

もの作りでいいもの持っていて、

ブランド力もあるのに、

グローバル化に乗り遅れ、

世界のトップレベルになれず、

それどころか、いまや、

二流国になり下がろうとしています。

  

それでも、東京とローマは一国の

首都として頑張っているのに、

大阪とナポリは、混沌としたまま
といった
ところでしょうか。


違いは、イタリア人は人生を
楽しんでいるのに、

日本人は、もがき苦しんでいること

でしょうか。

日本もイタリアから、したたかさを

学ぶべきかもしれません

 

でも、その大阪に橋下さんが

登場しました。

ついに大阪がよみがえる時が来た

のかもしれません。

いろいろ批判もありますが、

橋下さんなら、閉塞感を打ち破り、
必要な改革を
成し遂げてくれる
という期待が生まれています。


橋下改革がうまくいけば、

中央に依存せず、大阪のように

自らの手で街の将来を

切り開こうという地方都市が

増えてくるのではないでしょうか。

そうなれば、これは地方の反乱です。
中央集権制度が崩れ、
日本の政治体制が
大きく変わることを
意味するのでは
ないでしょうか。

 

それにしても、大阪が日本から

独立するばかりの勢いなのに、

国政は、相変わらず、

コップ中の嵐状態です。

問題先送り体質、一年ももたない首相

ビジョンを示せない政府、

危機感の薄い政治家の方々、などなど。

物事を決められない姿は、まるで、

幕末末期に江戸開城をめぐって延々

議論を続けた江戸幕府の高官達のようです。


橋下さんが、平成版明治維新の立役者に

なるのでしょうか。

それとも国政の場から、次世代を担う

リーダーが出てくるのでしょうか。

| 政治 | 10:38 | - | - | pookmark
イタッイタッ イタリア

ユーロの債務危機は、ついにイタリアにも
飛び火してしまいました。
ギリシャ問題は、ようやく解決に向けて、
一歩踏み出しましたが、まだ予断を許しません。
ところが、ギリシャ問題で手こずっている間に、
火の手はイタリアにも及んでいたのです。

公的債務の大きさを、GDP比を尺度にして
比較すると、ギリシャが140%程度。
ユーロ内でそれに次いで悪いのが
イタリアの120%ですから、次の標的に
なっても不思議ではありません。
加えて、ギリシャとの共通点は、政府の力が
弱く、財政赤字の削減に向けて、
思い切った手をなかなか打てない点です。
イタリア国債の投機的な売りが収まらず、
国債発行金利の上昇が続けば、
債務残高の多さが、イタリアの命取りになります。

しかも、イタリアのGDPはギリシャの7倍近く。
公的債務残高も、約1兆9千億ユーロ(約200兆円)
と巨額で、ギリシャの比ではありません。
そのイタリアが、もしギリシャと同じように
デフォルトの瀬戸際に追い込まれれば、
ユーロ全体でも支えきれないのではないでしょうか。
そうなれば、リーマンショック第2幕が上がって
しまいます。
国家債務危機は、ユーロ地域の銀行危機へ。
そして、信用収縮、ユーロ地域の景気後退へ。
世界経済への波及も必至です。

いまのところ、火の手は上がっていますが、
燃え広がり始めたところですから、まだ火を
消すことは可能です。
IMFがイタリアの財政赤字削減を監視するというのは、
極めて異例なことですが、IMFが後見人になることで、
市場のイタリアに対する疑いの目を払拭しようという
苦肉の策なのでしょう。

いずれにしても、イタリアを支えるには巨額の
資金が必要です。火の勢いが強くなればなるほど、
消火に必要な額も大きくなります。
中国や日本などによるユーロ支援といった
ルート以外にも、IMFの資金増強なども必要です。
まさに、国際的な金融危機というべき状態です。

日本の財政状況は、ギリシャよりも
深刻であるにもかかわらず、日本に
火の手は上がっていません。
日本には、豊富な国内貯蓄があるので、
国債の発行を十分支えられるからです。
でも、いったん火の手が上がり、国債が
値下がりし、金利が上昇を始めたら、
GDP比でみた債務残高の大きさがアダとなって、
あっという間に、日本は大火事になります。
いまは、ユーロ危機は日本にとって
対岸の火事ですが、手遅れになる前に、
財政再建に向けて動き出す必要がありますね。

| 経済・金融 | 19:20 | - | - | pookmark
どこに行く?ユーロ

10月27日未明、ユーロ圏首脳がようやく、
ギリシャ問題についての包括策に合意しました。
その内容は、ギリシャを「管理されたデフォルト」にするもので、
銀行などが保有するギリシャ国債について、
元本の50%削減に「自主的に」応じるというものです。

ウォール・ストリート・ジャーナルは、合意で自発的な減免と
されたのは、CDSの支払いを引き起こさないためであると、
解説しています。
しかし、CDSは本来、このようなケースに備えた証券で
あるはずだと、同紙は皮肉っています。

また、欧州金融安定化基金(EFSF)には、4400億ユーロの
融資能力しかないが、これで約1兆ユーロの債券を
保証できるようにするとうが、どうすればそのようなことが
可能なのかと、問いかけています。

さらに、これで、ユーロ圏への信頼が回復するのかと、
疑問を投げかけています。

確かにその通りですね。
ユーロの抜本的解決には、まだ時間がかかりそうです。
ギリシャの債務が減免されるといっても、その3分の1を占める
公的機関が保有している国債は減免の対象となりません。
したがって、これでギリシャが本当に立ち直れるか、
予断を許しません。
ギリシャ自身も大胆な構造改革を進めていけるかどうか、
未知数です。

そして、ギリシャに次いで財政状況が悪いイタリアも
不安です。もし、イタリアが本当に危機に陥れば、
今の基金の資金では支えきれないといわれます。
イタリアも財政状況改善のための大胆な改革が
求められていますが、果たして実行できるでしょうか。

ユーロの加盟国はどこも、金融政策と為替政策の
自由を縛られており、財政緊縮をすれば、
そのもとで景気を回復させることは難しく、
財政赤字拡大と景気悪化の悪循環を招きかねません。

市場がある程度落ち着いている間に、
国家債務危機という火事を消すための次の手を
打てるかどうか、
そして火事の拡大を食い止めるために、防火壁を
構築することができるのか、
まだまだ、ユーロ情勢は安心できません。

| 経済・金融 | 22:15 | - | - | pookmark
何かにつけチャイナ
10月1日は、中国の国慶節。
横浜の中華街でも、中国獅子舞がねり歩き、
各お店に福をもたらす舞を披露します。
お店の側も、お供え物で接待します。
たまたま私が入ったお店にも
獅子舞がやってきました。

クリックで挿入

休日の中華街は、たくさんの人でごった返していました。
私も、解禁になったばかりの上海ガニを
美味しくいただきました。

原発事故以来、日本に来る中国人は減っていますが、
一方で、中華街の学校に通う日本人は
増えているのだそうです。
語学を習うなら、英語より中国語の時代でしょうか?

さて、世界はユーロの国家債務危機に揺れています。
ユーロが危機的状況を脱するまでには、
まだ時間がかかりそうです。
このままでは、アメリカ経済もユーロ経済も
デフレに近い状態に落ち込みそうです。
そうなると、世界経済を支えてくれるのは、
中国をはじめとする新興国です。

でも、さすがの新興国経済も、ここにきて
少し勢いが落ちてきているようです。
ユーロ危機が深まれば、信用収縮で、
ユーロ地域からばかりでなく、新興国からも
資金の引き上げが起きるかもしれません。

今後の世界経済を展望するうえでは、
新興国がどこまでスローダウンするかが焦点と
いえそうです。
とりわけ注目されるのは、世界第2の大国となった
中国です。
中国は、景気拡大ペースが鈍化していると
みられるものの、不動産バブルやインフレは
まだ収まっていません。
必要なら景気は刺激したいけど、インフレも怖い、
というというところでしょう。

中国も先進国と一緒に、さらにスローダウン
してしまうのか。
それとも、踏ん張って世界経済を支えてくれる
のでしょうか。
やっぱり、中国から目が離せません。
| 気づき | 02:54 | - | - | pookmark
投資教育などを議論
大阪で3日間において開催されたアジア各国の証券業界の
首脳が集まり、資本市場の課題を議論する
「アジア証券人フォーラム年次総会」が昨日、無事閉幕しました。
 
中国、台湾、香港、韓国、豪州、NZ、マレーシア、インド、
インドネシア、マレーシア、フィリィピン、トルコ、ベトナム。
ラオスなどの国々からご参加いただき、夕食レセプションの
パーティでは和服に着替えて司会をさせていただきました。

来年の総会は成長著しいムンバイで開催される予定です。

インド側の参加者の代表の方から、来年の司会のご要請も
いただきましたがムンバイでは和服はちょっと無理ですね。
水着での参加でしょうか・・・・(大笑)
| Event | 09:40 | - | - | pookmark
ASF年次総会
来週の9月28日〜30日までの間、第16回アジア証券人
フォーラム(ASF)年次総会が大阪で開催されますことを
お知らせいたします。

アジア証券人フォーラム(ASF)は、アジア大洋州地域の
証券業界の意見・情報交換の場で。本年の年次総会では、
ゲスト・スピーカーによる基調講演、メンバーによる
各市場・業界の報告、証券市場を巡る諸問題に関する
パネル・ディスカッションが予定されております。
僭越ながら私は3日間、司会を務めさせて頂きます。

30日(金)の公開セミナーのみ、残席が僅かあるそうです。
ご興味ある方はコチラからお申し込みください。 
| お知らせ | 08:00 | - | - | pookmark